ちょっと興味深い話が飛び込んできたので
ブラックというか、クリエイター生命をブラックホールのように吸い取っているアニメ業界の現状を少しでも改革するべく、経済産業省はアニメーターの作業負担を軽減を目的に、描画ソフトに共通規格を導入したとか。
これによって作業が効率化し、アニメーターの負担が軽減されるというもの。
(詳しくはリンク先にて)
これで改革となるんですかねぇ?
ちょっと厳しい気もする。
根本的な問題は、制作費用が捻出されないTVアニメを中心とした構図にあるので、そこに改革のメスが入らないとどうにもならない。
メリットもあるにはあるけど、幹事企業が基礎コストをケチったら全体のアニメ制作費用の捻出が困難になる、製作委員会方式がメインの国内アニメ業界をどうにかしないと何も変わらない。(万策尽きるアニメでは、諸悪の根源の多くは製作委員会の幹事企業とも……)
なんか、すっごい大変そうだね~
ただ希望の光もあって、一石を投じようとしているのはNetflix方式と呼ばれている。
それをゲーム業界に変換すると、「独占ゲーム」。
それだけで、どんな方式なのか
一発で分かりますね・・・。
一発で分かりますね・・・。
要は、Netflixが多額の費用を捻出する代わりに、アニメのネット配信を独占する。
ゲーム業界では忌み嫌われるこの方式だけど、アニメではメリットの方がはるかに大きい。
それを特に実感したのが、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
心を貫くストーリーはもちろん、京都アニメーションによる神がかった作画が話題となった作品だけど、これはNetflixの資金がなければ流石の京アニも実現できなかったはずです。
コメント
コメント一覧 (3)
そもそもデジタル制作になろうが原画、動画は手作業なわけで
編集ソフト変えたところで根本的な作業量は何も変わらない。
予算の問題にしても未だにパッケージを売るしかほぼ収入源がないのに、
売り上げは激減してるから予算が減るのは当たり前。
例えるなら売り上げ見積もりが1億の作品に予算2億出す人間はいない。
アニメ産業の問題ではオタクは馬鹿の一つ覚えでヨサンガーとわめくが
売れないものに金出す馬鹿はいない。
逆に言うと売れてるアニメはちゃんと予算がついている。
まとめると「アニメ産業がブラックなのはただで見て金出さないオタクが悪い。」
制作委員会辞めて1社提供になったらそもそもアニメ自体がなくなる。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン1つを例に挙げてメリットが遥かに多いと言っても意味不明。
1クールで1~2本しかアニメがなくなってもいいってことか?
それともネトフリ以外にも独占で金出す企業があると思ってるのか?
1話1億の豪華予算がついたなら当然それに見合う作品でなければいけない。
すると作画も編集も今よりも遥かに丁寧にしないといけない。
結果、労働量は激増するからブラックなのは変わらない。
それは作画を担当できる人材が圧倒的に少ないから。
極端に言えば予算10倍になっても作画担当者10倍にはできない。
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